WEBデザイン

社員ブログ

ゼロから始めるUI・UXデザイン 2

こんにちは。デザインチームのハラです。  
先日から暑い日が続くようになり、急いで夏服を引っ張り出してきたのですが、娘の服のほとんどがサイズアウト…(子どもの成長って、本当に早くてびっくりです)  
新調しようと、あるアパレルブランドのオンラインサイトを除いたら、 
「使いづらい」、「こんなサイトだった?」と戸惑う事態に… 
調べてみたら、少し前にリニューアルをしており、当時はUIに関しても話題になっていたようです。 
スタイリッシュな感じではあるのですが、見慣れないUIということもあり、TOPページの構成を理解することに少し時間がかかってしまいました。 
「一度慣れたら、意外と使いやすいかも!」とは思いつつも、慣れていないデザインは、かなりストレスを感じるものだなと改めて実感することになりました。
 

良いデザインとは? 

「このデザインは素敵だね」と言えば、美しい配色やアニメーション、斬新なレイアウトなどビジュアル面で優れているといった視覚的な印象を思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか?   
多くの人にとって、デザインとは「見た目」を指すことが多いように思います。 
AppleのCEOであった、スティーブ・ジョブズ氏はデザインに関して下記のように述べています。 

 
つまり、決して「デザインは、ユーザの目に触れる表層部分を作るだけではない」ということです。 デザインを構成する要素には、表面の目に見える部分だけではなく、見た目を通してどう機能するべきか設計をすることも含まれています。 

私たちがWebサービスを利用する際は、必ず「目的」があります。 
「子供用の肌着を購入したい」「家から近い美容院の予約をしたい」「●月●日の映画のチケットを購入したい」などの目的を果たすためにWebサービスを利用しているのに、使いづらく、時間がかかるようなことがあったらどうでしょうか? 
ユーザが大きな不満を抱き、離脱につながることはもちろん、コンバージョン率、売上などに大きく影響することは容易に想像ができます。 
 
つまり、見た目だけではなく、機能や働きによって何らかの目的を解決することがユーザにとって「良いデザイン」となるかもしれません。 
「良いデザイン」を作成するために、UIデザインはとても重要な観点となります。 
UIデザインは、目的をもってサイトに流入してきたユーザに対して、使いやすく、快適に使えるように見た目を設計することをいいます。 
ユーザが迷ったり考えさせたりせずに、余計な手間をかけさせることもなく、インターフェースを直感的に使用できることが「使いやすいデザイン=良いデザイン」を作成する上での要点となるのです。 
 

まとめ 

冒頭でお伝えしたECサイトのUIは、外資系アパレルブランドのECサイトに似ているとの声もあり、慣れている人にとっては抵抗なく、スムーズに利用できたそうです。(もしかしたらいずれは、スタンダードなUIになるのかも!?)  
様々な意見が飛び交っていたので、思い切ったサイトリニューアルだったのは間違いなさそうですが、課題解決のために何かしら意図があってのリニューアルだと思うので、「どのような意図があったのかな?」「ターゲットは?」など、サイトリニューアルの背景がとても気になりました。 
業務システムなど、機能性を重視するデザインを作成することが多いため、 UIデザインを含めた、使いやすい、良いデザインに関しての知識を深めていきたいと思っています。 🌟
 

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