社員ブログ

WEBデザイン

趣味×遊び心=創造力

こんにちは、ゲーム大好き新人デザイナー・まのです。 

入社して数か月、デザイナーとしてはヒヨコで毎日ピヨピヨ言いながらデザインの基礎を会得するために日々奮闘しております。 

 

そんな私ですが、「楽しく学ぶと身につくスピードが速い」という自身の経験もあり、何か楽しめる要素はないか?どうしたら楽しくなるか?と常に考えて仕事をしています。 

その1つとして取り入れている方法が「趣味と仕事(デザイン)を融合する」で、学習とリフレッシュを同時進行しよう!という作戦です。 

 

個人的オススメゲーム 

断トツでオススメできるゲームは「Minecraft」(通称マイクラ)です。 

世界的に人気のあるゲームなのでご存知の方も多いかと思いますが、プログラミングの学習ができるゲームとしても非常に有名で、その自由度の高さから、想像力・創造力なども身につくといわれています。 

 

私は今も継続してマイクラでコツコツと遊んでいるのですが、建築で考えるポイントがデザインと共通していることに気付きました。 

 

1.情報の整理 

作りたい世界観を考えます。 

今回はファンタジー要素の強い大きな街を作ると決めていたので、もう少し具体的な世界観やイメージも考えます。情報を整理することで建築中にイメージが逸脱することを防ぐ効果があるからです。 

特に街を作る場合は、建築物が多数詰め込まれるためデザインの一貫性を保つように注意します。この「デザインの一貫性」という部分がバナーやwebサイトをデザインするときに意識するトンマナと同じでした。 

 

2.使用する色と配色比率 

使用する色を考えます。 

世界観を軸に使用する色を考えた結果、今回は白をベースにして茶と緑を加えることにしました。 

色を決めたら配色の比率です。 

Webサイトをデザインするときの一般的な配色比率は「ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%」が良いとされているらしいので、白系のブロック:70%、茶系のブロック:25%、緑系のブロック:5%を意識して建築の外観を考えます。 

 

3.壊す勇気 

実際に作ってみて違和感があれば壊す決断をしなければなりません。 

ある程度建築が進んでいると壊すのが勿体ないという思うこともありますが、次に作り直すときに「こんな装飾を追加したらどうだろう?」とか「ここは思い切って削ってみよう」など破壊を新たな挑戦と捉えると、失敗したから壊したのではなくブラッシュアップするために壊したことになり、作業に対するモチベージョンがまるで違います。 

ゲームの世界なので常識やルールに縛られることなく好きなように作り直せるのも良いところです。 

ひたすら作って、改良して、壊して、また作って、それを改良して、全体のバランスを見てまた壊す…という作業を繰り返すことが容易です。 

最初から完璧を求めないこともデザインの引き出しを増やすヒントかもしれないと感じました。 

 

↓そんなことを思いながら現在制作している建物 


突然やってくる脳内ボーナスタイム 

マイクラに夢中になっているときは視界に映るものすべてがブロックに見えてしまいます。(建築勢あるある) 

ふと目にした建物、街路樹の大きさや植えてある間隔など、脳内で自動的に四角いブロックへ変換されていきます。 

私はこの状態を勝手に脳内ボーナスタイムと命名しているのですが、不思議なことに趣味を楽しんでいたはずなのに仕事に関するデザインを閃いたり、研修中の内容について腑に落ちたりすることがあります。 

 

閃きは瞬間、記憶は刹那 

閃いたらゲームを放置して急いでメモを残します。このアイデアは脳内だけで完結している状態なので自分が思っている以上に曖昧です。 

あっという間に記憶の彼方に消えてしまい、引き出すことが不可能という悲しい現実。 

思い出してもほんの一部分なので鮮度が大切です。 

 

常に何かを楽しみ、楽しみながら情報を吸収し、そこからアイデアを閃く。考えたことを脳内で終わらせず、ちゃんと形にする。 

自由度の高いゲームから得られた考え方を活かして、より良いデザインを創造していきたいと思います。 


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