みなさんこんにちは。エンジニアの"わたなべ"です。
前回に引き続き、社員ブログの第3話「コーディング開始 」にお越しいただき、ありがとうございます。今回は、「システム開発始めました!」シリーズの第3話として、コーディング開始についてお話しします!
コーディングとは
コーディングとは、プログラミングのプロセスの一部であり、コンピュータープログラムを作成するためにプログラミング言語を使用してコードを記述すること・・つまり、パソコンをカチャカチャしてゴリゴリに英語を並べていくことです。
現在ではノンコーディングといって、アイコンをドラッグ&ドロップすることでプログラムを完成させるツールもあったりします。
が、最終的にはゴリゴリに作りこみが必要なのはアプリケーションの開発において今も昔も変わりません。
コンピューターが理解できる形式で指示を書き込む、非常に重要なステップです。
コーディングの過程では、プログラミング言語の構文とルールに従って、アルゴリズムやロジックをコンピューターが実行できる形式に変換します。これにより、ソフトウェアやアプリケーションが所定のタスクを遂行できるようになります。
コーディングのプロセス
コーディングには、プログラミング言語の選択、コーディングスタイルの確立、エラーハンドリング、デバッグ、および最適化などの要素が含まれます。コーディングのプロセスは、プロジェクトの規模や目的に応じて異なりますが、全体的にはプログラミング言語を使用して問題を解決するための手順を記述することになります。
コーディングの役割
コーディングは、システム開発において以下の役割を果たします。
1.アルゴリズムの実装
コーディングによって、プログラムの中核となるアルゴリズムが実装されます。これにより、特定の問題を解決するための計算手順がコンピューターに指示されます。
2.機能の実装
コーディングは、ソフトウェアやアプリケーションに必要な機能を実装するための手段です。例えば、ユーザーがファイルを操作するための機能、データベースにアクセスするための機能などを追加します。
3.バグの修正
コーディングの過程で、プログラム内のバグやエラーを修正します。これには、コードの誤ったロジックや構文エラーなどが含まれます。バグの修正は、ソフトウェアの品質を向上させ、正しく動作することを確保します。
4.最適化とパフォーマンスの向上
コーディングを通じて、プログラムのパフォーマンスを向上させるための最適化も行います。これには、効率的なアルゴリズムの選択やメモリ使用量の最適化などが含まれます。
5.保守と拡張
完成したプログラムの保守や拡張もコーディングの一部です。これには、既存のコードの修正や新しい機能の追加などが含まれます。
ざっと挙げましたが、コーディングはソフトウェア開発の中心的なプロセスであり、
プログラムが正しく動作し、ユーザーの要求やニーズを満たすことを可能にするのです。
言葉で書くのは簡単ですが・・そこに至るまでは多くの経験、苦難、挫折を伴うのは言うまでもありません。
まとめ
システム開発において、コーディングは暗い部屋で孤独にガリガリ行うもののイメージがありますが、そんなことはありません。(半分ぐらいは・・ですが)
システム開発は一人で行うものではありませんし、チーム作業が多いためにコミュニケーション能力も重要視されます。
他の人のアイデアが、思わぬ解決を生むことも少なくありません。
自身が持っていない技術をチームメイトから吸収し、逆に技術を共有してお互いを高めあう素晴らしい工程だと思います。
もし今壁にぶち当たっている技術者さんがいらっしゃったら・・
柔軟な思考を持って、積極的に周りにヘルプを求めることをお勧めします!
次回の記事もお楽しみに!